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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』を観てきました [AKB48グループ]

今回は私が「三文オペラ」そのものを知らない、さらに出演者もほとんど知らない人たちなので、自分自身がどのような印象を持つかまったく予想できませんでした。今もまだ整理がつかない感があります。

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まずキャストから。

松岡充

この人は知りません。ロックをやっていたそうですが....ただ、MBSヤングタウンに出ていたとのことで、トークの才能があることは間違いなさそうです。演技は普通に上手だったです。なお、奥さんは黒澤明の孫だとのこと。

吉本実憂

この人も知りません。北九州出身。1996年生まれですからまいちゃん・なっちゃんやもぎちゃんと同年齢ですね。やはり演技は上手でした。

峯岸みなみ

みぃちゃんが出演するので今回は観に行ったわけですが、芝居が進んでもなかなか出てこない。後半になってやっと登場です。音楽劇なので歌も歌っていましたが、それよりも泣いたり絶叫したりするシーンではるかに迫力がありました。「絢爛とか爛漫とか」の島田晴香もすごかったですけど、みぃちゃんのほうが上でした。

貴城けい

この人も知りません。もと宙組の人。流石に歌は上手かったです。小学生の時にテニスで全国4位とのこと。

村岡希美

まったくわからないです。ナイロン100%の人か....犬山イヌコがいるところですね。「ミューズの鏡」に出ていたらしいですが、その頃私はまだAKB48のファンではありませんでした。

高橋和也

わかりません。一緒に行った家内がぼそっと
「ジャニーズの人」
と言っていました。

白井晃

もうお手上げです。勘弁してください。ぜんっぜん知りません。KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督だということだけ記しておきます。

で、肝心の演劇について。

音楽はwoodsなどを含むロック編成のバンドでした。聞いているとコード進行はミュージカルによくある、次々に転調していってあまりトーナリティーのない感じのものでした。これはオリジナルのものをロックバンドに置き換えただけのものなのか?と思って調べてみたら、やはりそうでした。オリジナルのものと聴き比べてみましたが、ロックバンドにしたからといって特に違和感はありませんでした。

出演者の演技はみな一様に上手かったので、これも問題なしです。

物語について。これは大筋はわかりましたが、細かい枝葉の部分は私の知識不足で理解できないところが多くありました。むしろこういう枝葉の部分が結構重要だったりしますので、十分な理解をするためには繰り返して見る必要があると思いました。私が以前見た「あずみ」なんかは予備知識無しでも分かりやすかったですけど。

で、その大筋ですが、内容的には乞食の話で、結局「権力が悪い」「金持ちが悪い」のようなものなのです。乞食は一般民衆を表しているのでしょう。確かに何十年も前だったら「権力は悪」のような考え方が通用したと思いますが、現代は「権力があるからこそ国民が犯罪者や他国の侵略を気にせず安心して暮らせる」「金持ちがいるからこそ文化が守られる」という考えの時代ですから、「三文オペラ」の主題はあまり説得力を持ちません。他の古典的な芸術にも言えることですが、この辺が残念なところです。

現代の日本では戦後の財閥解体やGHQの税制改悪によって大金持ちがいなくなり、個人が文化を保護することが難しくなりました。タニマチやパトロンの消失です。結局幅広く資金を募るしか方法がなくなりました。伝統芸能は少しはましかも知れませんが、新劇やポピュラー音楽などは当事者たちがまだまだ苦しいのが現状でしょう。アイドルの安月給などはなんとかしてほしいものです。

今回は「P席」というものがあり、安く観ることができます。ただしこれは演技に参加してもらうことが条件。乞食の集団としてパフォーマンスを行うものです。早く着いたら当事者たちが練習をしていました。

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