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侍史(じし)を脇付に使うのはそぐわないという意見に対して [雑感]

 侍史は手紙での脇付のひとつです。現代では、直接の名指しではなくこれを使うことにより謙譲の意味を表す、と辞書などには載っています。古めかしい言葉であり、使用しない方がよいという意見がありますが、私はそうは思いません。
 侍史は「高貴な人のそばに仕え、文書などの世話をする人」の意味で、現代であれば秘書と考えられます。つまり、脇付に「侍史」を使うことによって、「この手紙は秘書が開封して良いですよ」という意味を表します。この点、侍史は有用な脇付なのです。