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完成したらつまらない [AKB48グループ]

 アントニ・ガウディ(1852 - 1926)が設計したサグラダ・ファミリア(バルセロナ、スペイン)はまだ完成していません(2026年に完成予定)。そのことについて、表現病理のある専門家は
「サグラダ・ファミリアは完成しちゃったらつまらないね」
と言っておられました。
 中村紘子さんは職業柄ピアノコンクールの審査員をつとめることが多かったのですが、そのことについて
 「コンクールは第一次予選が一番面白い」
と発言されていました。
 要するに、完成してしまったものはある種の面白みに欠けるのです。
 高校野球を何試合も観てからプロ野球を見ると、なんとなくつまらなく感じるのはそのためです。
 もっとも、芸術や技術に絶対的な「完成」というものはありませんので、あくまで相対的な考え方です。
 私はAKBグループのことを言いたいわけですが、彼女たちの歌、踊り、トークなどが完成してしまったら、つまらないと思うのです。宝塚と違うB級感が楽しめる、ということです。B級というのは言い過ぎかもしれません。A’(ダッシュ)ぐらいかな。
 ルックスについても同様です。
 ひとつ例として挙げたいのは加藤玲奈さんです。彼女は2012年、指原莉乃さんのシングル曲「意気地なしマスカレード」でバックダンサーを務めました(同じくバックダンサーの川栄李奈さんがセンターに立ち、指原さんは脇で歌うという突飛な演出で話題になりました)。その頃のれなっちはまるで小学生のような印象でしたが、いまはものすごくきれいになってしまいました。あれから3年も経っていないのです。
 こういう進化・変化をみることもアイドルファンの楽しみの一つです。

 では、完成してしまったらどうするのか?
 大部分のタレントさんは、その完成した姿を続けます。それは間違いではありません。
 しかし、中にはどんどん変化していく人もいます。そして、新たなファンを獲得し続ける人もいます。
 国内でそういう人がアイドルに限らずいるか?となると、ちょっと浮かびません。美輪明宏さんはそうかもしれませんが私は詳しくないのでよくわかりません。
 国外でもあまりいなさそうです。デビッド・ボウイはそうだと思います。