So-net無料ブログ作成
検索選択

佐野源左衛門常世の墓に行ってきました [旅行・鉄道]

佐野市鉢木町15-5にある願成寺に行き、佐野源左衛門常世の墓にお参りしてきました。

お寺への道はナビを使用しても結構わかりにくかったのですが、住宅地を行きつ戻りつしているうちにたどり着くことができました。

裏が山になっており、落ち着いた場所にあります。

お寺の本堂です。お参りをしてから各自のお墓に行ってくださいと書いてありました。

2017050401.jpg


本堂を正面にして右へ進んでいくと、脇に池がある道があります。

2017050405.jpg


さらに進んで左を見ると源左衛門のお墓があります。

2017050402.jpg


2017050403.jpg


説明の看板がありました。

2017050404.jpg


私が中学生のとき、社会の時間に佐野源左衛門のことを習いました。

---------------------------------------------------------------------------------


ある雪の日、佐野の外れにある小さなあばら家に旅の僧が一夜の宿を求めました。主人は僧を哀れに思い、家に上げてもてなそうとしましたが、貧しいために薪も尽きてしまいました。主人は大事にしていた盆栽を叩き割って囲炉裏の火にくべました。僧はたいそう驚きましたが、主人は語りました。

「自分は佐野源左衛門という武士で、かつては領地を持っていたのですが、一族の者に騙されて領地も取られ、このような貧しい生活になってしまいました。しかし鎌倉に一大事があれば、かならずや真っ先に駆けつけて将軍様に忠義を尽くすつもりでおります」

年が明けて春になると鎌倉の幕府から召集がかかりました。源左衛門も痩せ馬に鞭打って真っ先に鎌倉に駆けつけました。そこに現れたのはあの旅の僧でした。

「私は北条時頼である。おまえの態度は真に立派であり、こうして鎌倉にも駆けつけてくれた。お前の取られた領地を返すようにはからってやろう」

源左衛門はたいへん喜び、意気揚々と佐野へ帰っていきました。

---------------------------------------------------------------------------------


この話は謡曲「鉢の木」となり、江戸時代には様々な形で上演されました。

しかし、佐野源左衛門常世という人物が本当にいたかどうかは確たる証拠はないようです。