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芥川 [雑感]

昔、ある男がとても手の届きそうもない女を何年も口説いて、ついに彼女の家から連れ出すことができた。要は駆け落ちである。

ふたりは芥川の河川敷を歩いていたが、女が草の上の露を見て「あれ、何? 真珠?」と聞いた。男は「何バカなこと言ってんだよ」と思ったがなにも答えなかった。

逃げる先はまだ遠い。夜も遅くなってしまった。しかも雷雨が襲ってきた。男は通りがかったところにあった掘っ立て小屋に女を隠して、自分はナイフを持って小屋の入り口で見張っていた。その当たりにはモンスターがいることも知らないで。

早く夜が明けてくれ、と男は願っていたが、スキを見てモンスターが小屋に侵入、女を一気に襲って食べてしまった。しかし雷の音で女の悲鳴も聞こえず男は気付かなかった。

男が小屋の中に行ったら女の姿がない。男はすべてを悟ったがもうどうすることも出来なかった。

「あいつが『あれ、何?』と聞いた時、『露だよ』と答えてオレも露みたいに消えちまえば良かったんだよ」


ああ、あの作品のパロディーだな、と思った人は文学に強い人です。パロディーと言っても現代風に置き換えただけですが。

それにしてもメチャクチャなストーリー展開だと思いませんか。原文ではモンスターではなく「鬼」ですけど。私はこれを読んで、福田雄一監督を思い出しました。映画「薔薇色のブー子」の最後のほうで、いきなり落ちてきた隕石に悪役が押しつぶされてハッピーエンドになるっていうやつです。

https://www.youtube.com/watch?v=sRT1f1jnIvo

でもこの映画は大コケした。なんでこの面白さがわからないかなー。

話が逸れました。

芥川というのはおそらく大阪府の芥川ではないかと思います。まあ、原作者は福田雄一監督みたいな感性で書いたのではないと思うけど。ほんとに誰がこの物語を書いたんでしょうね。


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